2017年2月28日火曜日

PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 07 "急性期の治療"


以前の記事で、治療には複数の段階があると書きました。
もちろん人それぞれというのは大前提です。

急性期には、先生によりけりですが抗うつ薬(SSRIなど)と抗不安薬(BZDなど)を併用して、
まず発作を抑える事を最優先とした治療が行われる事が多いと思います。

お薬については別の記事でさらに書こうと思っていますが、ざっくりと書くと

抗うつ薬(SSRIなど)は、飲み始めてから先に副作用が現れ、数日、数週間、数ヶ月後に効果が出てきて安定するようだ。耐性がどちらかといえば無いらしい。依存性は無いようだが、薬を止める、薬を減らす時にきつい離脱症状が出る可能性が高いようだ。

抗不安薬(BZDなど)は、飲み始めてからすぐに効果が現れ、副作用も比較的少ないようだが、数週間連続で飲み続けると耐性が出来てしまったり、依存してしまったり、薬を止めるときや減らすときに離脱症状が出る可能性があるようだ。

こう書くとどちらもろくでもない薬に思えますが、どんな薬でも使いようというか、リスクとベネフィットがあり、リスクとベネフィットを比べ、どちらのほうがマシかという観点で服用して治していくしかないように現状は思います。

それで話は戻りますが、急性期にはこの二種類を併用し治療を行っていくことになると思います。
そのさい、抗うつ薬は効き始めるまで時間がかかるので、その間抗不安薬でしのぐというイメージです。

この間で個人的に重要かなと思うのは、先生や病院との相性を見極めるチャンスの一つであるという事と、抗不安薬を飲むのを変にためらわないという事(先生の指示通りに飲むという事であって、オーバードーズしようという意味では決してありません)、苦手な場所や事を出来るだけ増やさないでおくという事、自分の体質、薬との相性を知るという事でしょうか。

まず、抗うつ薬は1-2週間から1か月位は、自分とあっているか判断するために時間が欲しい所です。ですが、どうやっても耐えられない副作用が出ている、1週間しても全く副作用が軽減していない、1か月経っても発作や予期不安が全く減っていない場合は、先生に相談する事をおすすめします。

また、そういう事なしに、増薬、減薬のペースが速い、変薬のペースが速いお医者さんは、ちょっと警戒をしても良いかもしれません。
また、問診の内容、話を聞いてくれるか、きちんと答えてくれるか、そういう事もこの期間に見極めておくと良いと思います。特に治療プランに関してや、心構え、生活の仕方などに明確な考えを持っていない先生の場合、少し警戒しても良いかもしれません。

抗不安薬に関してですが、ベンゾジアゼピンで検索すると、まあひどいことしかネットには載っていないので、飲んだら最後なのではと思ってしまいますが、抗うつ薬が効くまで抗不安薬でしのぐのは仕方がないと思います。治療で重要なのは発作をなるべく起こさない事ですので、ここで変に我慢してしまうとつらさの印象が刻み込まれて、治るのが遅くなる感じがします。リスクとベネフィットでいえば、急性期にかんしては、耐性や依存のリスクより、発作を起こさないベネフィットを優先した方がまだ良いのでは思います。

急性期は結構きついのと、いろいろ不安になるので、先生と密に連絡をとり、副作用の状態や、発作の状態などを週一で報告するくらいの感じが一番良いと思います。

副作用に関しても別途書きたいと思いますが、リスクとベネフィットをよく考える必要があると思います。副作用が無い抗うつ薬は無い位のものなので、発作が終息する事と、副作用をきちんと天秤にかけて、どちらの方が最終的に良いかを考えて判断していく必要があるかと思います。
私は副作用が嫌でころころ薬を変えてしまい、現在回復が遅れています。結局副作用が全くないお薬は無いという事を実感しました。