2017年3月2日木曜日

PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 11 "PDとは何が起きているのかと、薬と副作用"


投薬を一切しない治療法もありますが、基本的には投薬と心理的なアプローチ、行動療法の組み合わせになるのではないでしょうか。

まず結局PDとは何かという事ですが、現在の医学では脳の中で何が起こっているのか解明しきれてはいないようです。
ようはまだよくわかっていないという事だと思います。
ただ、扁桃体などの過活動、脳のある部分の誤作動ではないかという感じで、脳機能に何かが起こっているであろうという事で研究が進められているようです。

で、それをもとに戻すのには、モノアミンのバランスを整えるのが良いのではないだろうかという説を元に、今の治療は行われているようです。

で、そのモノアミンのバランスを整えるための薬がいわゆる抗うつ薬(SSRIや、SNRI三環系四環系NaSSANDRI、など)と呼ばれているわけですが、これが人によって相性があり、同じ作用機序のお薬なのに効き方や副作用が違ったり、とにかく大変ピーキーでコントロールしづらいです。

また、効果が現れるまでが遅く、効果が出る前に先に副作用が出るので飲み始めがなかなかしんどかったりします。
何故かと言うと、医学書や論文読むといろいろ書いてあるのですが
ともかく、脳にはそう簡単に薬が届かないようになっているというか、脳を騙す期間がいるという感じでしょうか。その騙す期間に副作用が強く出てしまうという感じでしょうか。医者ではないのでよくわかりませんが。脱感作とかダウンレギュレーションニューロジェネシスといったキーワードがありそうです。

ともかく、先に副作用が来るわけですが、主だった副作用としては
・悪心
・不眠
・傾眠
・不安
・性機能障害
・口渇
・下痢
・便秘
・体重増加
・めまい、ふらつき
などでしょうか。
ここで不思議なのが、相反する副作用が同居してる感じになってます。
私も実体験でそうなのですが、いってしまえば落ち着くためのお薬なのに落ち着かなくなったりします。
これは、モノアミンの何かを増やす抗うつ薬を飲むと、それらが作用する場所によって効能が違うらしいという事で、例えばセロトニンを増やすといっても、セロトニンは消化器にも関係していたりするので、その辺の副作用が出てしまったりするようだという事のようです。
まだはっきりとわかってはいないようですが。

そもそもPDにしても、SSRIにしてもはっきりしたことは良くわかっていない状況であっても、我々には日々があるわけで、その中で、なんか効いてるっぽいからこの薬で治していこう、理由はまだわかってないけどというのが現在で、もちろん研究をどんどん推し進めて、PDとはなにか、あるいはきちんとした治療法を発見してくださる事をせつに祈っています。

閑話休題

重要なのは、先に副作用が来てしまうので、薬が合ってないのではないかと不安になってしまう、副作用がきつくて飲みつづけられない、という事が起こってしまいがちだという所かと思います。
SSRIに関して言えば、やはり一ヶ月は様子を見たいところではないでしょうか。
その中で、出ている副作用は程度も含めて先生にきちんと報告をしましょう。
SSRIの副作用は、時間とともに軽減する場合が多いと思います。
時間がたっても、不安の軽減などの効果が微塵も感じられない、副作用が一向に軽減されない場合は、薬を変更したりする事になると思います。

SSRIはあまり短期間に薬の増減を行ったり、効果が出ない間に薬をコロコロ変えるとひどい目に合うことが多いと思います。これは完全に私の失敗談ですが。

でも、基本的には人それぞれ違うというのが大前提ではあります。
コロコロ変えても平気な方もいるようですし。

ただ、一般的には短期間でのもろもろはリスクが高いように思います。

ゆっくり焦らずいきましょう。