2017年3月18日土曜日

Blogの移行

Blogを移行することにしました。
新しいBlogは、

https://shoheitsuchiya.amebaownd.com/

となります。よろしくお願いします。

2017年3月7日火曜日

PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 16 "一喜一憂しないことの重要性"


毎日図書館でこのブログを書くことで、生活のメリハリをつけています。
そんな訳で、今回は一喜一憂しない方が良さそうという部分について書いてみようと思います。

私は2016年10月に、寛解していたと思っていたPDがドカンと再発しました。
それで、この3-4か月いろいろ焦ってしまい、たくさんの失敗をしました。
その根本の一つに、一喜一憂してしまった事があげられるかなと感じています。

10月はいわゆる急性期でなかなかしんどい状態で、11月に徐々に小康状態になるも、しんどい状態は引き続きあり、12月、ようやく回復期に差し掛かってきたかなという状態にありました。

回復期に差し掛かってくると、調子が良い日が出てくるんですよね。
抗不安薬飲まなくても過ごせる時間が。
そうなると、治ってきたかなって思ってしまうんです。
やはり早く治りたいですし、復帰しなくちゃと焦ってますし。
そこで、また調子悪い日が出てくるわけです。そうすると、今の治療は間違ってるんじゃないか、お薬があってないんじゃないか、とか思い始めてしまうんです。

そこで私はどうしてしまったかというと、先生に相談して、お薬を増やしてくださいとか、変えてくださいとか、減らしてもいいですかとか、飲むタイミングをずらしてもいいですかとか、そんなことをしてしまうんです。

12月は回復期に差し掛かってくるぐらい良い状態になってきたのに、そんな事を繰り返してしまい、1月には慢性期に戻ったというか、ひどい状態にまたなってしまいました。

今はようやくそこを抜けつつあり、12月になっていた状況に近づきつつあります。

とにかく一喜一憂して、自分で生兵法してもろくなことはありません。
焦らないというのは無理があるとは思います。なにせPDは不安症ですから、気持ちが不安な方に傾いているわけで。
でも、それでも焦ったりその時の調子を一喜一憂するとろくなことになりません。

PDは、調子の良い時悪い時が交互に来る時期や、一日の中でも良い時間帯悪い時間帯があったりする事があります。気にしないことが一番です。

ゆっくり焦らず行きましょう。


2017年3月6日月曜日

PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 15 "身内や友人にPDがいたら"


もし、友人や身内、近しい人にPDの人がいたらどうしたら良いでしょうか。また、自分がPDの場合、周りにどう理解を求めていったら良いでしょうか。

これは大変難しいし、何か方程式のようなものがあるわけではないので、特に正解などあるわけがないのですが、自分が感じた部分をいくつか書いてみようと思います。

まず、私がPDになるまえ、統合失調症を患っている親友がいました。
自分の状態がわからず内科周りをしていた私を心療内科に導いてくれたのも彼です。その時は、彼の辛さ苦しさは私にはさっぱりわかりませんでした。今でもわかってないと思います。

まず患者側の視点から考えると以下の様なことを頭の片隅に入れておいても良いかもしれないです

・PDの苦しさ、辛さを理解してもらうのは難しい
・脳機能の異常であることを伝える(精神というオカルティックな話に持っていかない。あくまで科学的、医学的な疾患であるという部分を伝える)
・現状何が出来ないかはそれなりに細かく伝える(何が辛いかは理解できないと思うので、辛いことではなく出来ない事を伝える)

やはり、苦しさつらさを伝えるのは難しいです。症状的には人それぞれですし、他の疾患を併発している場合はなおさら伝えるのが難しいというか。その辛さに関しては、同じ疾患の人と共有したりするのが良いと思います。いろんなコミュニティを利用するなりして。

精神疾患というと、精神障害とか名前のお陰で、精神に異常をきたして、通常の人間の生活が出来ない人と一括りにされてしまうこともままあります。もちろんそういう精神疾患の方もいらっしゃいますが、PDは突然人に斬りかかったり、誰かを襲ったりするようなものではないです。なので、脳機能の異常で過緊張、不安症状が出るので、このような事が現状できなくなりましたといった具合に伝えるのが良いのではないかと思います。不安症状が出るとなぜそれができなくなるのかとなったら、辛い部分をお伝えしていけばよいかと思います。

何が今のところ出来なくなったかは、きちんとお伝えするのが良いと思います。混んでいる電車はだめ(空いている電車なら大丈夫)であるとか、家から離れた夜の繁華街で、混んでいる居酒屋での打ち上げは無理とか。重要なのは何も出来なくなったわけではなくて、特定のことが今は出来なくなってしまっているという事を伝える事だと思います。
同時に、どの位なら出来るのかもお伝えすると良いと思います。空いているお店でのランチミーティングなら大丈夫とか、空いている時間帯の各駅の電車なら大丈夫とか。出張も泊まりは無理だけど、日帰りならなんとかなるとか。

身内や仲間、同僚などにPDの方がいらっしゃる場合は、せめてこの辺だけでも頭の片隅に置いていただけると助かります。

・PDにはどうしても出来る事と出来ない事が出てくる。それが例え以前出来ていたことでも。
・付き合いが悪くなったわけでも、出不精になったわけでもない
・そのうち治る(すぐではない)
・普通に会話など楽しめる。何か変わったわけではない。(俗に言う頭がおかしくなったわけではない、機能的におかしくなったわけではあるけども)

こんな事を感じていただければPDの人は少しは救われるかなと思います。




PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 14 "経済的側面"


PDになると、なかなかお金がかかります。
まず、精神疾患に用いられるお薬は高いのが多いです。
それに、毎日服用するので量も多いです。風邪とかの七日間分お薬お出ししておきますねとはわけが違うというか。
具体的にいくらというのは服用するお薬によってかなり違うのでここには書けませんが、ともかく結構なお財布の負担になってきます。

また、認知行動療法などが始まると、電車、外食、映画館、美容室、喫茶店、バス、など、ともかくお金の掛かる場所に行く必要が出てくる方が多いと思います。その中でも特に電車がなかなか負担になってきます。
私は通勤にJR東日本+副都心線で、往復約2000円かかります・・・。
有難いことに通勤代は会社が負担してくれていたので、いつもなら問題ないのですが、今は定期も切れ自費で暴露療法を行うしかありません。
なので、暴露療法の電車の最終段階に来たら、月4万以上移動費でかかってしまうという。

通院だけでも結構なお金がかかる上に、治療におけるいろんな施設の利用でさらにお金がかかってきます。

なので利用できる制度は遠慮なく利用するのが良いと思います。
寛解したら、完治したら、またしっかり働いて税金納めれば良いんです。

このブログは私がそうなので、働いている人がPDにかかったという前提になってます。自分の体験からの参考になる情報という事で。

私も利用しているいくつかの制度をご紹介します。少しでも負担が軽減されればということで。

自立支援医療制度
普通は3割負担ですが、この制度を利用すると1割負担ですみます。
今通院されている病院の窓口で一度自立支援医療を受けたいのですがどうしたら良いですかと相談されてはいかがでしょうか。

傷病手当
休職中などに支給してもらえます。通常休職中は収入が無いので大変助かります。詳しくはお勤めの方は会社の人事などに相談してみてはいかがでしょうか。

精神障害者保健福祉手帳
私もこちらは申請したばかりなので、どういうメリットがあるのかわかりません。こちらは主治医の方精神障害者保健福祉手帳を申請したいのですがと相談してみましょう。

高額療養費制度
詳しくはリンク先で。利用できるなら利用したほうが良いかと思います。

他にもいろんな制度があったりするかもしれませんので、国、各自治体、健康保険、病院に相談しつつ、利用できるものは利用していきましょう。




2017年3月5日日曜日

PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 13 "心理的、行動的アプローチ"


今までの記事はかなりの部分をお医者さんとの付き合い方、投薬の部分に焦点を当てた記事にしていましたが、もちろん薬だけ飲んでても治らないあるいは、治りが遅くなる、違う疾患が併発する可能性が高いと思います。

特に抗うつ薬は、副作用の面で動くのが怖くなったり、
お薬が効いてくると落ち着く感じになるので、
やる気がでなくなったり、億劫になったり、引きこもったりしてしまいがちです。

そもそもPDはただでさえ生活範囲が狭まりやすいです。電車が怖くなったり、映画館が怖くなったり、美容室、レストラン、本屋、数え上げればきりがありませんが、苦手な所が増えてしまうことが多いと思います。

苦手な所が増えてしまうのは仕方がなく、そこを悔やんでも解決には至らないので、
お薬の力を借りて、できるところは行動するようにしていくといいのかなと思います。
もちろん無理のない範囲で

暴露療法のような認知行動療法を先生と相談してうまく取り入れていく事も重要だと思いますし、日常自分ができる事をやってみるのも良いと思います。

自分がやっている事の一例ですが(私はまだ寛解に至ってないので参考程度で)

・毎日同じ時間に起き、同じ時間に寝る
・いけると思ったら、どの時間でもよいので必ず外に出る(頓服を飲んでも良いと思って)
・夜風呂に入る(頓服を飲んでも良いと思って)
・図書館などに行く(頓服を飲んでも良いと思って)
・ウォーキングをする(頓服を飲んでも良いと思って)
自律訓練法をする
エミールクーエの一般公式を唱える
・調子良くない日でも一度は身支度をする

毎日同じ時間に起きて寝るという生活のリズムを崩さないように心がけています。
何故かというと、私はだらだらしてると夜型になってしまうからで・・・。

外に出るのは、外に出るのが怖くなってしまうと結構大変なので、少なくとも外に出る事が面倒くさくならない、怖くならないようにしようと思ってやってます。

風呂に入るのも同じで、風呂に入るのが怖くなってしまいがちなので、怖くならないようにできるだけ入って、ここは問題のない場所だと自己暗示をかけてます。

図書館に行くのは回復期に差し掛かったあたりかと思いますが、回復のバロメーターを計るのに良いと思います。どの位外で集中できるかというか、長い時間外にいられるかというバロメーターというか。喫茶店でもいいんですが、そんなに粘るのもしんどいですし、折角なので本などを集中して読めるか、勉強する集中力は戻ってきてるか、そういうものも計れておすすめです。

ウォーキングをするのは外に出るのが問題なくなったら、まず始めにしたことです。とにかく運動はした方が良いと感じています。どうしてもSSRIなどは体重が増えがちなのと、ごろごろしてるとあっという間に筋力も落ちて、動くのがおっくうになってしまうので。

自律訓練法は、心を落ち着ける自己暗示の一つで、個人的にはそこそこ効果があると感じてます。ごく弱い予期不安であればこれで結構なんとかなったりします。
ゆったりした腹式呼吸も結構効果があります。ようはリラックスさせるという事が重要のようです。

エミールクーエの一般公式は、これも自己暗示的なもので、これを唱えたからどうってことは全くないんですが、なんとなく唱えてると心が落ち着く気がしてやってます。ようは心が落ち着くことならなんでもいいんです。

身支度はかなり重要な事かと思います。なんというか、風呂に入らず髭もそらず髪も切らず着替えもせずいると、どんどんきつくなっていくというか。
清潔にし、スウェットなどの家着ではなくて、着替えることでリラックスしつつも生活にメリハリをつけるというか。

これらはあくまで一患者である私の個人的な事ですが、先生と相談しつつ、心理的、行動的なアプローチをとっていくというのは、治療の効果を高められると思います。


2017年3月2日木曜日

PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 12 "普段の生活と回復の感じ方"


PDになり安定期になるまでどんな過ごし方をするのが良いのかというのは、治療中とても気になるところです。

仕事や学業をしながら治療されてる方は、とにかく無理をせず、PDの治療中であることを周りにきちんと周知し理解を得るという事が重要だと思います。

休職など、いったん休養することになった方は、先生にもまず言われるところだと思いますが、生活のリズムを崩さない事が基本になるかと思います。
私は休養しながらの治療となりましたが、毎日7:00に起き、夜は0:00〜1:00の間には寝るように心がけています。
お薬を飲む時間もいつも同じ時間にしています。
それで回復が早まったかは全くわかりません。ただ、悪い意味でだらけると余計悪化するというのは感じています。

暇でだらだら寝てたりすると(傾眠で眠いから寝てるのは問題ないが)、不安が不安を呼び余計悪い感じになってきたりします。

なので、動けるときは外に出るのが良いと思います。もちろん無理は禁物ですが。
これは完全に私の例ですが、抗不安薬を飲んででも外に出たほうが回復が早い気がしています。
過ごし方については、是非先生ときちんとご相談をするのが良いと思います。ここで、投薬にしか興味がない先生かどうかも見極められますし。

今私は慢性期から回復期に差し掛かってきている感じですが、
どのような生活を送り、回復のバロメーターを測っているかというと、

まず、朝7:00に起床し、食事をとり、外に出る準備をします。
ですが、まだまだきついので、眠さや心の準備的に起きてから外に出るまで6時間かかったりしてました。今日はこれが10:30に外に出ることが出来ました。いずれは仕事をしていたときと同じ、8:00に外に出ることを目指しています。

外に出たら図書館に行きます。まだ混んでる電車はきついのですが、時間的に電車は空いてる時間で、各駅で移動しています。
そのうち急行や、混んでる電車も少しづつ慣らしていければと思います。

現状お昼過ぎに少し調子が悪くなるので、ここで抗不安薬を投入します。今日は13:30までは投入せずにもちました。徐々に後ろ倒しにして、最終的に飲まなくても大丈夫なようになったらと思っています。

夕方になると緊張がくるのでだいたい16:30〜17:00に帰路につきます。
これも慣れてきたら、少しづつ後ろ倒しにして、最終的にはせめて21:00まで外出できるようになりたいです。

家に帰ってゆっくりして、夕食をとり、ゆっくりして、風呂に入って寝ます。

基本的にこんな感じの日々を送っています。所々で、例えば今日は10:00に家を出られたとか、回復を感じられる瞬間、あるいは目標をいれているというか、そんな感じです。

後、清潔に保つというのは心がけておくと良いかもしれません。
風呂が苦手になったりしますので、抗不安薬を飲んででも、風呂に入れるときはきちんと入る、風呂にはいることは怖くないと、早いうちに体と心に染み込ませると良いのではと思います。

なんにせよ先生と日々の過ごし方を相談しておくことが重要かと思います。そして、無理をしない、一喜一憂しないというのも最重要かと思います。

PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 11 "PDとは何が起きているのかと、薬と副作用"


投薬を一切しない治療法もありますが、基本的には投薬と心理的なアプローチ、行動療法の組み合わせになるのではないでしょうか。

まず結局PDとは何かという事ですが、現在の医学では脳の中で何が起こっているのか解明しきれてはいないようです。
ようはまだよくわかっていないという事だと思います。
ただ、扁桃体などの過活動、脳のある部分の誤作動ではないかという感じで、脳機能に何かが起こっているであろうという事で研究が進められているようです。

で、それをもとに戻すのには、モノアミンのバランスを整えるのが良いのではないだろうかという説を元に、今の治療は行われているようです。

で、そのモノアミンのバランスを整えるための薬がいわゆる抗うつ薬(SSRIや、SNRI三環系四環系NaSSANDRI、など)と呼ばれているわけですが、これが人によって相性があり、同じ作用機序のお薬なのに効き方や副作用が違ったり、とにかく大変ピーキーでコントロールしづらいです。

また、効果が現れるまでが遅く、効果が出る前に先に副作用が出るので飲み始めがなかなかしんどかったりします。
何故かと言うと、医学書や論文読むといろいろ書いてあるのですが
ともかく、脳にはそう簡単に薬が届かないようになっているというか、脳を騙す期間がいるという感じでしょうか。その騙す期間に副作用が強く出てしまうという感じでしょうか。医者ではないのでよくわかりませんが。脱感作とかダウンレギュレーションニューロジェネシスといったキーワードがありそうです。

ともかく、先に副作用が来るわけですが、主だった副作用としては
・悪心
・不眠
・傾眠
・不安
・性機能障害
・口渇
・下痢
・便秘
・体重増加
・めまい、ふらつき
などでしょうか。
ここで不思議なのが、相反する副作用が同居してる感じになってます。
私も実体験でそうなのですが、いってしまえば落ち着くためのお薬なのに落ち着かなくなったりします。
これは、モノアミンの何かを増やす抗うつ薬を飲むと、それらが作用する場所によって効能が違うらしいという事で、例えばセロトニンを増やすといっても、セロトニンは消化器にも関係していたりするので、その辺の副作用が出てしまったりするようだという事のようです。
まだはっきりとわかってはいないようですが。

そもそもPDにしても、SSRIにしてもはっきりしたことは良くわかっていない状況であっても、我々には日々があるわけで、その中で、なんか効いてるっぽいからこの薬で治していこう、理由はまだわかってないけどというのが現在で、もちろん研究をどんどん推し進めて、PDとはなにか、あるいはきちんとした治療法を発見してくださる事をせつに祈っています。

閑話休題

重要なのは、先に副作用が来てしまうので、薬が合ってないのではないかと不安になってしまう、副作用がきつくて飲みつづけられない、という事が起こってしまいがちだという所かと思います。
SSRIに関して言えば、やはり一ヶ月は様子を見たいところではないでしょうか。
その中で、出ている副作用は程度も含めて先生にきちんと報告をしましょう。
SSRIの副作用は、時間とともに軽減する場合が多いと思います。
時間がたっても、不安の軽減などの効果が微塵も感じられない、副作用が一向に軽減されない場合は、薬を変更したりする事になると思います。

SSRIはあまり短期間に薬の増減を行ったり、効果が出ない間に薬をコロコロ変えるとひどい目に合うことが多いと思います。これは完全に私の失敗談ですが。

でも、基本的には人それぞれ違うというのが大前提ではあります。
コロコロ変えても平気な方もいるようですし。

ただ、一般的には短期間でのもろもろはリスクが高いように思います。

ゆっくり焦らずいきましょう。